更新日:2025年11月1日|テーマ:F1マーケティング/コラボ戦略/ファンエンゲージメント
F1とLEGO(レゴ)のコラボは、単なる「公式グッズ」の域を超え、体験・学習・コレクション・SNS拡散を同時に生み出す強力なプロモーション装置です。
本稿では、なぜF1×レゴが強いのかを、商品ライン・購買導線・UGC設計・実店舗/イベント施策の観点から分析し、モータースポーツのファン拡大モデルとしての可能性を整理します。
🧱 まず押さえたい:レゴのF1系ラインの位置づけ
- LEGO Technic(テクニック):ギア・サスペンション・ステアリングなどメカ再現重視の大型モデル。親子共同/大人の趣味層に刺さる。
- LEGO Speed Champions(スピードチャンピオンズ):手頃な価格・手早い組立でライト層・キッズ層向け。複数台コレクションに最適。
- 限定コラボ/ディスプレイ特化:特定チームやシグネチャーカラーを推した展示映えモデル=SNSシェアの起点。

▲ Technicは“仕組みを学ぶ”、Speed Championsは“集めて遊ぶ”。役割が補完関係に。
🏎️ F1×レゴが強い理由:5つのマーケティング効果
- 触れるテックEdutainment:ギア比・サスペンション・空力的形状を手で理解できる=工学教育×ブランド体験。
- 年齢レンジの広さ:キッズ→ティーン→大人コレクターまで同一IPで段階的に拡張可能。
- UGC(ユーザー生成コンテンツ)が自然に発生:組立報告・カスタム改造・タイムラプス動画など“映える”制作過程が投稿に向く。
- 常設/ポップアップ店との相性:組立体験会・完成展示・限定ピンバッジなど来店理由を作りやすい。
- チームカラー×選手物語:推しチーム/ドライバーと紐づくことで購入動機が明確(ギフト需要にも強い)。
🧭 体験から購入まで:F1×レゴの“フルファネル”設計
| ファネル | 顧客接点 | コア施策 | KPI例 |
|---|---|---|---|
| 認知 | レース週末のSNS、公式YouTube、店頭ディスプレイ | 短尺動画(30–60秒)、ドライバーコメント入り紹介 | 再生数、リーチ、ブランド想起 |
| 興味 | 製品ページ、店舗の実物展示、体験会 | 可動部のGIF、分解図、難易度/所要時間の明記 | 滞在時間、スクロール率、体験会予約数 |
| 検討 | レビュー、比較記事、ブログ | Technic vs Speed Championsの用途別比較 | 比較ページCVR、リスト追加率 |
| 購入 | 公式/量販EC、イベント限定販売 | 限定ミニフィグ/特典パーツ、クーポン、セット割 | CV、バスケット単価、特典引換率 |
| ロイヤル化 | 投稿リポスト、フォトコン、改造コンテスト | #MyF1LEGO ハッシュタグ企画、公式リポスト | UGC件数、エンゲージ率、再購買 |
🧩 事例で見る“刺さる見せ方”(一般的な成功パターン)
① メカ視点のエデュコンテンツ
- フロア/ウイング/サスを分解→再装着する短尺動画。
- 「F1の仕組みを学べる玩具」という位置づけで、親子の共体験を訴求。
② ドライバー/チーム物語の上乗せ
- 推しチームの勝利翌週に関連投稿(タイムリー性)。
- ピットストップ演出の“再現写真”UGCを公式が紹介し、巻き込み拡散。
③ 店頭×イベントの体験導線
- レース週末に合わせた組立ミニ体験、参加特典ステッカー。
- 完成展示にフォトスポット(ハッシュタグ案内)を併設。

▲ 「作って、撮って、シェアする」まで一気通貫で設計するとUGCが継続的に発生。
🛒 どこで買う?安心な購入先と選び方
- LEGO公式ストア:限定特典/早期販売がある場合あり。
- Formula1.com(F1 Store):チーム公式との同時買いに便利。
- 国内家電量販店/玩具専門店/公式認定ショップ:実物展示を見てから選べる。
✅ 選び方のコツ
・飾る中心ならディスプレイ重視の大型モデル。
・遊ぶ/集める中心ならSpeed Championsの複数台セット。
・親子体験ならTechnicの可動ギミックが学習効果高。
📦 モデル比較テンプレ
| カテゴリ | 想定年齢 | 組立時間目安 | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|
| Technic 大型 | 10歳~大人 | 4~10時間 | メカ可動・ギア・サス | 学習/ディスプレイ |
| Speed Champions | 7歳~ | 45~90分 | 手頃・コレクション性 | 遊ぶ/複数台集め |
| 限定/コラボ | コレクター | モデルにより差 | カラー・特典パーツ | 推し活/ギフト |
※ 各製品の仕様・在庫・価格は販売元の最新表示をご確認ください。
🧠 “子どもがF1にハマる”導線としての効用
スピードや音だけでは伝わりにくいF1の魅力を、自分の手で作ることで理解できる――これがレゴの教育的価値。
「なぜ翼型で曲がれる?」「サスペンションは何をしている?」といった問いが生まれやすく、STEM教育の入口にも最適です。

▲ 組み立て→動かす→理解する。F1の“難しさ”をワクワクに変換。
🧮 価格と満足度のバランス(編集部視点)
- 価格帯の段差:Speed Championsで入門→Technicへアップグレードの二段構えが無理ない。
- 満足度の源泉:完成サイズ・可動部・展示映えが満足を決める。飾る場所の確保も検討を。
- ギフト適性:誕生日/クリスマス/GP観戦前のモチベUPに最適。チームカラーで選ぶと外しにくい。
📝 まとめ|F1×レゴは“ファン生成装置”である
- メカ理解×体験価値×SNS映え=語りたくなる導線を自然に実装。
- 年齢階段に応じて商品レンジが用意され、入口から沼までを一社で完結。
- 店舗/イベント/オンラインが一筆書きに繋がると継続UGCが発生。
- “推しチーム”軸で買う理由が明確。ギフト適性が高く、ファン拡大に寄与。
F1の魅力を「手で作って理解する」。この変換装置として、レゴは極めて強力です。
レースの週末に合わせて組み立て、完成写真をSNSで共有する――それだけで、あなたのタイムラインはもう“F1観戦会場”になります。
関連記事リンク
参考情報
- LEGO公式サイト(最新ラインアップ/キャンペーン)
- Formula1.com(チーム情報/レースカレンダー)

コメント