2026年の新PUレギュレーションにより、アウディが参入、ホンダが復帰。さらにアルピーヌはメルセデスPUへ転換。F1の勢力図はどう変わるのか?各メーカーの動向とチーム体制を徹底解説。
はじめに
F1は2026年に大きな転換点を迎えます。新パワーユニット(PU)規則の導入に伴い、
- アウディの新規参入
- ホンダの正式復帰(アストンマーティンとの提携)
- アルピーヌがメルセデスPUへスイッチ
- メルセデス、フェラーリ、レッドブル・フォードといった既存勢力の継続
という大きな変化が予定されています。
1. 新PUレギュレーションの概要
(省略:前回と同様、PU電動化・合成燃料・ICE比率低下などを記述)
2. 参入メーカーと提携チーム
2-1. アウディ(新規参入)
- チーム:現ザウバー(ステークF1チーム)を買収してワークス化。
- 長期的にトップ争いを目指すが、初年度は苦戦予想。
2-2. ホンダ(復帰)
- チーム:アストンマーティン。
- 2021年の王者PUを設計した技術基盤を再活用。
- 「初タイトル」を狙うアストンとタッグ。
2-3. メルセデス
- チーム:メルセデスワークス、マクラーレン、ウィリアムズ、そして2026年からアルピーヌ。
- 強み:豊富な供給実績とハイブリッド時代の圧倒的経験。
- 展望:最大の供給メーカーとして「勢力の軸」となる。
2-4. フェラーリ
- チーム:フェラーリワークス、ハース。
- 独自開発体制を維持しつつ、規則変更初年度に勝負をかける。
2-5. アルピーヌ(新体制:メルセデスPU使用)
- 2025年まで:ルノー製PUを使用(事実上の自社ワークス体制)。
- 2026年から:メルセデスPUとギアボックスを供給契約。
- 意義:F1史上初めて「ワークスから顧客チームへ転換」する流れ。
- 展望:自社開発の負担を減らし、空力やシャシーにリソース集中できる一方、PUの主導権は失う。
👉 勢力図的には「トップ3(レッドブル・メルセデス・ホンダ)に挑む中堅勢」の一角を維持しつつも、顧客体制として苦戦も予想される。
2-6. レッドブル・フォード
- チーム:レッドブル、レーシングブルズ。
- RBPT(レッドブル・パワートレインズ)+フォード提携で新PUを開発。
- 現行王者の地位を2026年以降も維持できるかが焦点。
3. 勢力図の変化予想
短期(2026〜2027年)
- レッドブル・フォード、メルセデス、ホンダ(アストン)が上位を形成。
- アウディは初年度苦戦。
- アルピーヌは「メルセデス顧客体制」で中団上位に位置付けられる可能性。
中期(2028〜2030年)
- アウディが経験を積み上位に進出。
- アルピーヌはメルセデスPU依存が続き、成長は限定的か。
まとめ
2026年以降の勢力図は以下のように整理されます:
- レッドブル・フォード:王者継続の本命。
- メルセデス:最大供給メーカーとして影響力を強める。
- ホンダ(アストン):初タイトル候補。
- アウディ:中長期的に台風の目。
- アルピーヌ:ルノーPUからメルセデスPUへ転換、顧客チームとして中団争いに。
- フェラーリ:伝統チームとしてタイトル奪還を狙う。
👉 特にアルピーヌの「ワークス撤退→顧客体制転換」は、近代F1の勢力図を大きく変える重要なポイントになるでしょう。
ワークスチームからカスタマーチームに移行は珍しいと思います!アウディ・アルピーヌ・アストンマーティンレッドブル・キャデラックはどうなるか楽しみですね!
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