〜F1日本グランプリを“現地で楽しむための完全アクセス&宿泊ガイド”〜
🏁 はじめに:なぜ鈴鹿に行くのか
日本のモータースポーツの聖地、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)。
毎年秋に開催される「F1日本グランプリ」は、世界中のファンが訪れるビッグイベントだ。
F1をテレビで観ているだけでも十分興奮する。
しかし、現地のエンジン音・振動・観客の熱気を一度でも体感すれば、
「来年もまた行きたい」と誰もが思う。
問題は――
九州からどうやって行くの?
どの交通手段が楽?費用は?宿は?
ということ。
この記事では、福岡・熊本・大分・鹿児島・長崎など九州各地からのアクセスを徹底比較し、
最適ルートと現地攻略法を紹介する。
🚗 第1章:鈴鹿サーキットってどこにある?
鈴鹿サーキットの所在地は以下の通り:
- 住所:三重県鈴鹿市稲生町7992
- 最寄り駅:近鉄名古屋線「白子駅」
- アクセス:名古屋市内から約1時間
中部地方の東寄り、伊勢湾に面した場所に位置しており、
名古屋経由でのアクセスが基本ルートになる。
✈️ 第2章:九州からの主要ルートの全体像
九州から鈴鹿までは約600〜900km。
行き方は大きく分けて3パターン。
| ルート | 所要時間 | 概算費用(片道) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ✈️ 飛行機+電車 | 約3.5〜5時間 | 約15,000〜25,000円 | 最速・快適 |
| 🚅 新幹線+近鉄 | 約6〜7時間 | 約14,000〜18,000円 | 安定・確実 |
| 🚗 車・フェリー | 約10〜15時間 | 約15,000〜25,000円(燃料+高速) | 自由度高・荷物◎ |
以下、それぞれを詳しく解説する。
✈️ 第3章:飛行機+電車ルート(最速・快適ルート)
最もおすすめなのが、飛行機で名古屋(中部国際空港・セントレア)まで行き、そこから電車で鈴鹿へ向かうルート。
🛫 ステップ① 九州 → 中部国際空港(セントレア)
| 出発地 | 航空会社 | 所要時間 | 目安料金(通常期) |
|---|---|---|---|
| 福岡空港 | ANA / JAL / スカイマーク / ジェットスター | 約1時間15分 | 約8,000〜15,000円 |
| 熊本空港 | ANA / JAL | 約1時間20分 | 約10,000〜16,000円 |
| 鹿児島空港 | ANA / JAL | 約1時間25分 | 約10,000〜17,000円 |
| 長崎空港 | ANA / JAL | 約1時間25分 | 約10,000〜16,000円 |
| 大分空港 | ANA | 約1時間10分 | 約11,000〜16,000円 |
LCC(ジェットスター、ピーチなど)を利用すれば、往復で2万円以内に抑えることも可能
🚉 ステップ② 中部国際空港 → 鈴鹿サーキット
空港からは電車で行くのが一般的。
ルート例:
- 名鉄「中部国際空港」→「名古屋」 約35分
- 近鉄「名古屋」→「白子駅」 約50分
- 白子駅から「鈴鹿サーキット行」バスまたはタクシーで約20分
合計:約1時間40分。
※F1開催期間中は白子駅〜鈴鹿間で臨時直行バスが運行される。
片道約20分・料金400円程度。
🧳 メリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 最も早く着ける | 飛行機代が高め(早割・LCC推奨) |
| 荷物が少ないなら快適 | 鈴鹿到着後は交通が混む |
| 渋滞・天候に強い | 鉄道乗り換えがやや面倒 |
🚅 第4章:新幹線+近鉄ルート(安定・確実)
「空港まで行くのが面倒」「直行で行きたい」という人におすすめ。
ルート例(福岡出発)
- 博多駅 → 名古屋駅(のぞみ号) 約3時間
- 近鉄名古屋駅 → 白子駅 約50分
- 白子駅 → 鈴鹿サーキット 約20分
合計:約4時間半〜5時間。
費用目安
| 出発地 | 新幹線料金(片道) | 近鉄+バス | 合計 |
|---|---|---|---|
| 博多 | 約14,500円 | 約1,500円 | 約16,000円 |
| 熊本 | 約16,500円 | 約1,500円 | 約18,000円 |
| 鹿児島中央 | 約20,000円 | 約1,500円 | 約21,500円 |
メリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 天候に強い・定時運行 | 料金がやや高い |
| 駅弁・観光を楽しめる | 長時間座りっぱなし |
| 乗換1回で済む | 荷物が多いと移動が大変 |
🚗 第5章:自家用車・フェリー利用ルート(自由度重視)
「家族や友人と一緒に」「キャンプ・観光も兼ねて」行きたい人向け。
🚗 九州〜鈴鹿 自走ルート(例:福岡発)
- 距離:約800km
- 所要時間:約10時間(休憩込み)
- 高速料金:約12,000円(ETC割引あり)
- ガソリン:約7,000円前後
主な経路:
福岡IC → 山陽自動車道 → 名神高速 → 新名神高速 → 鈴鹿IC
夜間に出発して朝に到着するパターンが多い。
⛴️ フェリーを使う場合
▶ 名門大洋フェリー(北九州⇔大阪南港)
- 所要時間:約12時間(夜行)
- 料金:約10,000〜15,000円(車+人)
- 大阪南港から鈴鹿まで約2時間(約130km)
▶ さんふらわあ(大分⇔神戸・大阪)
- 夜出発 → 翌朝到着 → そこから鈴鹿へ2時間半
フェリーでゆっくり寝て行くのも人気。
「翌朝そのままF1フリー走行を観る」ファンも多い。
🚙 メリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 荷物・機材を自由に運べる | 長距離運転で疲労大 |
| 複数人で割れば安い | 駐車場確保が大変 |
| 鈴鹿近郊で宿が取れなくても車中泊可 | 渋滞に巻き込まれやすい |
🏨 第6章:宿泊事情 ― 早めの予約が命!
F1日本GP開催週は、鈴鹿市・津市・四日市市・名古屋市のホテルがほぼ満室になる。
🔎 宿泊エリア別の特徴
| エリア | 所要時間 | 特徴 |
|---|---|---|
| 鈴鹿市内 | 徒歩圏もあり。最も便利だが高額。 | 早期予約必須。 |
| 白子・津市 | 直通バスがあり便利。 | 価格・交通バランス良し。 |
| 四日市市 | 電車で30分前後。 | 食事・観光に便利。 |
| 名古屋市内 | 電車で1時間強。 | 前泊・観光向け。 |
💡 宿を確保するコツ
- 開催発表直後(前年12月〜1月)に予約
- 旅行サイトだけでなく、近鉄沿線のビジネスホテル公式サイトもチェック
- 鈴鹿サーキット公式の「オフィシャルツアー(宿+交通+観戦券)」を利用するのも手。
🎫 第7章:観戦チケットとエリア選び
🎟️ チケット販売スケジュール
- 一般販売:例年6月〜7月ごろ
- 鈴鹿サーキット公式サイト/ローソンチケット/ぴあなどで販売
🪑 人気観戦席
| エリア | 特徴 |
|---|---|
| V1/V2席(メインスタンド) | スタート・ピット作業が見える。臨場感抜群。 |
| Q席(シケイン) | オーバーテイク多し。写真好きに人気。 |
| D席(ヘアピン) | 減速・加速がよく見える。迫力満点。 |
| E席(130R) | 高速コーナーを間近で。音と風圧がすごい。 |
| 自由席(西ストレート・S字) | コスパ良し。早朝から場所取り必須。 |
💰 料金目安
| 席種 | 価格(3日間) |
|---|---|
| V席 | 約80,000〜120,000円 |
| Q席 | 約40,000〜60,000円 |
| D席 | 約35,000〜50,000円 |
| 自由席 | 約25,000円前後 |
※中学生以下は一部無料・割引あり。
🍱 第8章:現地での過ごし方
🚶♂️ 会場アクセス
- 白子駅 → 直通バス(約20分)
- 車:鈴鹿サーキット臨時駐車場(1日3,000円前後)
F1期間中は鈴鹿市全体が混雑するため、公共交通が圧倒的に便利。
☕ サーキット内施設
- フードコート(ご当地グルメ・F1限定メニューあり)
- グッズショップ(チーム公式グッズ・限定キャップなど)
- キッズエリア・観覧車・パークエリア
家族連れでも楽しめる“遊園地併設型サーキット”なのが鈴鹿の強み。
📷 写真・動画のポイント
- 午前:S字コーナー(逆光にならない)
- 午後:シケイン・メインストレート側が順光
- レンズは望遠300mm以上がおすすめ
🕓 第9章:日程モデルプラン(福岡出発例)
🧭 3泊4日モデル(木曜夜〜月曜朝)
| 日程 | 行程 |
|---|---|
| 木曜夜 | 福岡→名古屋(飛行機 or 新幹線)→宿泊 |
| 金曜 | F1フリー走行1・2 → 夜は白子で食事 |
| 土曜 | 予選観戦 → グッズ購入・ファンイベント参加 |
| 日曜 | 決勝観戦 → 名古屋で1泊 |
| 月曜 | 名古屋→福岡へ帰宅 |
💰 概算費用
| 項目 | 目安金額 |
|---|---|
| 交通費(往復) | 約25,000円(飛行機)〜18,000円(新幹線) |
| 宿泊(3泊) | 約25,000〜40,000円 |
| チケット | 約40,000円 |
| 食事・現地交通・グッズ | 約20,000円 |
| 合計 | 約10万〜13万円 |
🧳 第10章:持って行くべき必須アイテム
- 雨具(鈴鹿は突然の雨が多い)
- 折りたたみクッション or レジャーシート
- モバイルバッテリー
- 耳栓 or イヤーマフ(エンジン音が非常に大きい)
- 双眼鏡・カメラ
- クーラーボックス・飲料
- 帽子・日焼け止め
🔋 第11章:帰路の注意点
決勝終了後は、白子駅・近鉄線・高速道路が大混雑する。
回避策
- 鈴鹿周辺で1泊し、翌朝ゆっくり出発
- 駅まで徒歩移動 or バスを早めに確保
- 名古屋泊にして翌日観光
🏁 終章:九州から鈴鹿へ ― 距離を超える価値がある旅
鈴鹿までの道のりは遠い。
だが、それ以上に価値がある。
テレビでは伝わらない、
マシンの加速音、観客の歓声、ピットの匂い。
そして、九州から来たファン同士が現地で出会い、語り合う。
それはまさに「F1がつなぐ旅」だ。
「鈴鹿に行ったら、もうF1は“観るもの”じゃなく、“感じるもの”になる。」
長距離の移動も、深夜のフェリーも、混雑も――
すべては、その瞬間のために。
✅ まとめ:九州→鈴鹿のベストルート比較
| 手段 | 時間 | 費用 | 快適度 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| ✈️ 飛行機+近鉄 | 3.5〜5h | 約20,000円 | ◎ | ⭐⭐⭐⭐ |
| 🚅 新幹線+近鉄 | 5〜6h | 約18,000円 | ○ | ⭐⭐⭐ |
| 🚗 車 | 10h | 約20,000円 | △ | ⭐⭐ |
| ⛴️ フェリー+車 | 12〜15h | 約18,000円 | ◎ | ⭐⭐⭐ |
🧭 最後に:あなたの“初めての鈴鹿”へ
九州から鈴鹿へ行くのは、確かに遠い。
だが、F1を愛する人にとって、それは“巡礼”でもある。
エンジン音が鼓動のように響き、
スタートの瞬間に体が震える――
その体験は、一生忘れられない。
鈴鹿への道は、ただの移動じゃない。
それは、夢へ向かう旅路だ。


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